習慣に関する洋書、Atomic Habitsを読み終わりました。
ベストセラーの本で、日本語にも翻訳されています。
内容は、良い習慣を如何に続け、悪い習慣をどうやって断ち切るか、その方法をまとめてあるものです。それぞれの章の導入は、過去の習慣を使いこなした人物の具体例からはじまり、どの方法を抽象化してまとめています。倫理学の学術的な文献も多く紹介しており、それを実践に生かす方法をわかりやすい言葉で述べています。
当たり前の事柄も多いですが、如何に行動に移すかに重きを置いて述べられているので、普段の生活でも役立つ本だと思います。
この本を読んで、私も英単語の学習をしたら、読んだ日にカレンダーに印を付けて、視覚的にどれだけ学習したが、見えやすくしてモチベーションにつなげようと実践してみました。
この本の日本語の題名は、複利で伸びる一つの習慣となっていますが、題名のAtomic Habitsとは、大きく変わっているのが、疑問に思います。著者は、複利の重要性を確かに強く訴えていますが、それはこの本の内容の一部に過ぎず、題名まで入れるのは、過剰だと感じます。Atomicは日本語で原子のとか核のと訳しますが、いまいちしっくりこないのでやむなく訳したのだと思いますが、とても小さくても重大な影響力のあるというようなニュアンスだと思います。
結論として、日常の生活にまで役に立つ本であると感じました。英語学習としても、平易で読みやすく、難解な単語も少ないため、おすすめできる本だと思います。